ミロ展 私のミロジャーニー

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2022年4月のことになりますが、Bunkamura ザミュージアムで開催された「ミロ展 日本を夢みて」を観に行ってきました。(もう2024年春ですが笑)

ミロは、生前、ニ度も日本を訪れた親日家だったそうです。日本の書家からも影響を受けたということを知り、たしかに書道と似たような筆のタッチをミロの作品から確認できます。

この展覧会では、ミロが所持していたコレクションも展示されていて、コケシなどの民芸品や、作品制作にも使われたというタワシもありました。驚きと嬉しさを感じました。

晩年に創作していた作品は、のびのびとした自由な絵で、ミロは魂から喜びを感じて創作しているのだろうなと、絵から感じ取ることができました。

私のミロとの出会い

私が画家ジョアン・ミロ(1893~1983)の作品に初めて出会ったのは、書店の美術コーナーでたまたま出会ったミロの作品集でした。当時の私はミロの作風である「記号のような、昆虫のような宇宙人のような生物が遊んでいるような絵」に衝撃を受け、心を持っていかれました。

そして、私が初めてミロの作品を生で観ることができたのは、2005年に世田谷美術館で開催された美術評論家で詩人の瀧口修造(1903~1979)のコレクションを展示した「夢の漂流物~同時代・前衛美術家たちの贈物 1950s~1970s~」でした。

念願が叶い、初めて見れたミロの作品とその他にも様々なアーティストの抽象画が並んでいて、大興奮しながら、目でむさぼり喰うように、吸収するように鑑賞したのを覚えています。

私のアートジャーニーはそのあたりから始まったように記憶しています。

それから、初めてのニューヨークへ旅に出て、美術館を巡った時、NYのモマ美術館のエントランスホールにドドーンと飾られたミロの作品を見て、再び衝撃が体中を巡り、ミロの偉大さを再確認しました。

NYのモマ美術館のエントランスホールに飾られたミロの作品

そして、スペインに渡りミロ美術館や、パリのポンピドゥーセンターを訪れ、たくさんのミロの作品を観て周りました。

宇宙や、精神世界など、未知のことに惹かれる私は、ミロの作品には、宇宙や未知の世界を感じるので、すごく惹かれるのだと思います。

私のアートジャーニー

ミロから始まった私のアートジャーニーでは、他にもピカソ、フェルナンレジェ、岡本太郎、ダリ、コルビュジエなど多くの20世紀のアーティストの作品に出会い、キュビズムや抽象画など初めて観るタイプの絵に、底なしの沼に落ちたように、作品を追い求めて、あちこちを訪れることになりました。(少しヲタ活とも似ていますね。)

ユニークさ、切なさ、素朴さ、光と影が織りなす、不思議な絵に私は惹かれるようです。

私がなぜだか惹かれるアーティスト、シンパシーを感じる理由は、私が絵を描く時にも表現したいこと、ずっと忘れたくない、大切にしたいこと、なのかも知れません。

これからもアートラバーとして、自分も描く民として、一生アート追いかけて行きたいと思う私でした。